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エピソード#09 「スピード」
医師K(仮名) 36歳 消化器内科

1,200万 ⇒ 1,600万
《こだわり条件》
1.肝臓治療のスキルアップが可能な病院
→クリア
転職の理由は、奥様の両親が介護を必要とする状況となり、奥様と子供が実家のある神奈川に戻られた。そしてK先生自身も神奈川県出身であり、家族とともに生活をする為の転職活動であった。K先生は、症例が多く、自身がスキルアップ出来る急性期病院を希望された。特に専門である肝臓治療のスキルをアップしたいとの事であった。また、K先生の勤務されている県は医療過疎地域で、医局をスムーズに退局出来るかを大変心配されていた。
そして、給与・勤務地等の諸条件を確認して、K先生の病院探しが始まった。
そうした中、奥様の実家が近いF病院と面接・見学する事となった。そして面接時にK先生はご自身の研鑚を積みたいという思いを率直に語られた。病院側はK先生の事を大変気に入られ、その場で是非、ご入職して頂きたいという事となった。F病院は現在肝臓の専門医が不在であるが、院長先生はその場で電話をされ、週1日、肝臓医療の第一人者であるY先生のもとに研修する了承を頂いた。また、K先生が入職された場合は必要な医療機器を購入すると約束された。
面接から3日後、F病院から給与等の諸条件を提示された。当初、K先生が希望していた以上の条件を提示され、K先生もF病院に入職の意志を固められた。そして翌週にでも医局長に退職の旨を話すとの事であった。ただ、私自身、一抹の不安を感じてはいた。
それから2週間後、予感は的中した。K先生より電話が入った。声が重く、「どうしても大学を辞められない」との連絡を頂いた。後任の先生がおらず、新しい先生が来るまで、辞めないで欲しいとの理由だ。今回の話しは大変良い案件でもあり、K先生は大変悩んでおられた。「地域医療の崩壊・先生自身の幸福」大変難しい選択であり、私自身アドバイスする事が出来なかった。ただ、F病院は来春からの入職を希望されているが、半年遅らす事は可能だとK先生に伝えた。
私はF病院に出向き、現在のK先生の立場を伝え、入職時期を半年遅らしてもらう様、交渉を進めた。かなり苦労したが、最終的に病院側はK先生が確実に半年後入職して頂けるのであれば、ポストを空けてお待ちしますという回答を頂いた。
その翌週、K先生は医局に再度話をして半年遅れで大学を退職する了承をもらった。(かなり難航したそうです)私はK先生が確実に就職先を確保する事と病院側も医師確保で安心出来る為、即、雇用契約書を作成した。そして、K先生と共に再度、F病院を訪問した。院長先生に入職時期が遅れる事をお詫びして、その場で1年先の雇用契約を交わした。
1年後、晴れてK先生はF病院に入職された。基本年俸も以前の1,200万円から1,600万円にアップした。病院、先生双方から感謝された。今回のコンサルティングのポイントはK先生の大学を辞められないという話を頂いてから、雇用契約を交わすまでのスピードにあったと思う。
K先生の今後の活躍にエールを送ります。
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